内反足治療の記録

がんばれ!小さなあんよ(5)

ギプス巻き2回目から6回目まで、

私としてはなんと几帳面なことに その日の治療記録をメモしてました。

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ギプス二回目。そして、初めての切開。

グラインダでカットし、一週間ぶりに右足をみる。

足の向きは、ほぼ本来のポジションに来ているように見え、ちょっとビックリ。肌の色も良好で、血行も問題なし。

持参したベビー石鹸で、足を洗ってもらう。気持ちイイかい?

今日はギプス巻き開始早々からミルク投入。

足先、足首の近くを触られると、激しく泣いて嫌がるケイ。先生は、そのケイの様子を見ながら、今回どの程度矯正をかけるかを調整してるとのこと。

二回目の今日も、まだ「慣らし」状態で、本格的な強い矯正にはまだ入ってないらしい。まだ先は長い。

帰りがけ、ギプスの重さを量ってもらった。
なんと12g 軽い~

どおりで、ギプス着いてても、足を楽々と持ち上げるワケだ。

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がんばれ!小さなあんよ(6)

(ギプス巻き3回目の記録)

ケイは、今日も病院に着く前から空腹と眠気でキゲン悪し

ギプスを外し、足を洗って診察。足の肌色も良好、足の向きも、本来のポジションに来ているように見える。

先生によると、足首の水平方向への矯正(内側向きを正面に向ける)は少しずつ進められているけど、垂直方向がダメとのこと。

つまり、足を上向きに曲げられない。普通は45度くらい曲げられるのが、ゼロ。これは、アキレス腱が突っ張って、踵の骨が下に降りてこないことが原因だそう。

それでなるほど、ギプス巻きの時も、踵のあたりを
触られると大泣きするわけだ。

そろそろ外出(まず、ヨシボン保育園の送迎)を始める時期のため、抱っこ紐の使用について聞いてみる。

スリングは、中で足が重なってしまうためダメ。縦抱っこタイプで、首が据わる前から使えるのって、ベビービョルンかな?

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がんばれ!小さなあんよ(4)

最初の通院から約1週間後。いよいよギプス矯正が始まりました。

内側に90度以上湾曲している右足を、本来のポジション(外側)に向け、その形で固めてギプスを巻くのです。

初回の今日はまだ「慣らし」だということで、それほどキツイ矯正はしないという話でしたが…

やっぱり痛いらしい。泣いて泣いて大騒ぎ。

…そんな時の秘密兵器は、ミルク!

足を曲げられてギャーギャー騒いでいても、その口にミルクを含ませると、そっちに気を取られるようで、ピタッと静かに。

さすが赤ちゃん、というべきでしょーか

Dscn3924 ギプスを巻いた足は、こんな感じ。

足先から、足の付け根まで全体を石膏で固めてあります。

石膏がポロポロと崩れないよう、一番上にストッキングを巻いてあります。

このギプスは約2カ月続いたのですが、一番辛かったのはお風呂に入れなかったことでした。

7月末の、暑い暑い季節に生まれたケイ。それでなくても赤ちゃんは汗っかきなのに、沐浴をさせてあげられない

毎日、ギプスの周りをビニール袋でくるんで水が浸みないように注意しながらの、清拭をしてました。

そして、これは本当にビックリしたのですが…

ギプスを巻いて数日経つと、中に覆われている足がすごいスピードで成長するため、すぐにギプスの中が窮屈になってしまうようです。

ギプスの境目の皮膚が、圧迫されて少し変色してしまうほど…

これは追々わかったことなのですが、

「発育させながら治療する」

という、成長期の赤ちゃん(子供)特有のもの、大人のそれとは全然考え方が違うようです。

こうして、ケイの治療生活が、いよいよ始まりました。

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がんばれ!小さなあんよ(3)

産院を退院した翌日、早速○○病院へ行きました。

ケイ、生後6日。

余談ですが、まだ出生届も出しておらず、名前も正式に決まっていなかったので、診察券には、

「△△(私の苗字) ベビー ヤスヨ」

という、不思議な名前が記載されてしまいました。

内反足のケースを数多く扱っていらっしゃるという整形外科の先生は、ケイの足を軽く診察したところで、

・徒手で矯正が出来ないのは、少し重い症状の内反足であること

・これから2カ月はギプス、その後は3カ月程度はプラスチック製の装具を着けての矯正を行う

・ギプスの間は、毎週通院が必要となる。まだ母体も回復途上の時期であり、家族の協力体制が必要であること

・約半年後の矯正の具合によっては、アキレス腱の手術が必要になる可能性があること

・いずれにしても、治療は長期戦になるので、家族も根気よくつきあってほしい

と、現状と今後のみとおしについて、ざっと説明を受けました。

…またたく間にいろんな情報が入ってきて、頭の中はプチパニックでしたが、

その一方で、

ケイと私たちの進むべき方向がはっきり示されたということで、

改めて腹をくくったのでした。

そして… この先生にしっかりとついていこう、と。

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がんばれ!小さなあんよ(2)

内反足の治療は、1日でも早く始めたほうがよい、

ということで、産院にいる間から病院の手配を始めました。

まず問い合わせた先は、産院が紹介状を書いてくれた、この地域で一番大きい総合病院の整形外科。

ところが…帰ってきた返事は

「(小児整形を)専門で診られるスタッフがいませんので…」

と、受け入れお断り。なんと

この大規模病院で診られないってどーいうことよ!?、じゃあ、どこに行ったらいいの?

と、一気に高まる不安…

すると、電話口でブチブチと食い下がる私に、予約受付担当の方が整形外科の先生に相談をしてくれたようで、

「○○病院で、内反足の症例を多く診ている先生がいらっしゃるという話を聞いたことがありますよ」

と教えてくれました。

○○病院は、中規模の総合病院(そんな言い方あるのかな)。周産期母子医療センターに指定されており、分娩の取り扱いが多い関係で、整形外科においても、内反足など乳幼児の疾患に多く対応しているとのこと。

すがる思いで○○病院に問い合わせてみると、

「大丈夫ですよ!早く治療を始めたほうがいいですから、直ぐに来てください。紹介状も要りませんから」

との返事が よかったあ… これでまず1歩前進。

今思えば、出産直後の情緒不安定もあったのでしょう。病院探しだけでドッと疲れてしまいましたが、とにかく、まずは診てもらう先を確保できたことで一安心。

早く診てもらいたい。がんばろうね、ケイ。

そんなことを考えながら、退院の日を待っていたのでした。

そして… このとき紹介してもらったご縁で、私たちは素晴らしい先生にめぐり合うことができたのでした。

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がんばれ!小さなあんよ(1)

ケイは、「右先天性内反足」という、右足に生まれつきの疾患を抱えている子 です。

1000人に1人くらいの確率で発症するそうなのですが、

踝から先が極端に内側に湾曲した状態で固まっており、左右、水平方向ともに足首が動かないのです。

gooヘルスケア → http://health.goo.ne.jp/medical/search/10180400.html

Dscn3866

最初に正式に診断がついたのは、生まれた翌日の新生児検診の場。

内反足という異常であること、できるだけ早い時期に矯正治療を始める必要があること…

診てくださった小児科の先生のお話も、半ば信じられない思いで聞いていました。

まったく歩けなくなることはないけれど、矯正のためのギプス等装具の着用、場合によっては手術を行うこともあり、長期戦覚悟の治療を行うことになるでしょう…

そのような説明を受け、それから…今後のことが不安不安でたまらなくなり、そして生まれたばかりのケイに申し訳ない思いでいっぱいになり、

”何の心配もなく産んであげられなくてごめんね”

と、入院中は毎晩泣きました。

でも落ち込むだけ落ち込んだら、不思議なもので後は立ち直るだけなんでしょうか。

家族や友人、助産師さんはじめ産院スタッフの励ましに助けられ

”泣くのは入院中でおしまいにしよう。退院したらもう前だけ向いて、私たちができる限りのことをしてあげよう。ケイのこれからの人生で、足のことで引け目を感じるようなことは、絶対にさせないんだ”

そう気持ちを切り替え、まずはお医者さん探しから始めたのでした。

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現在もまだ、ケイの治療、経過観察は継続中です。治療の記録として、これからも続きを少しずつ書いていこうと思っています。

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